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2026.1.23
2025年度助成採択事業紹介⑤ ART FAIR NAGOYA 実行委員会「ART FAIR NAGOYA 2026」

クリエイティブ・リンク・ナゴヤでは2025年度も助成事業を実施しています。今年度採択された「社会連携活動助成」事業(助成A×5件、助成B×1件)を、全6回にわたっての連載で採択者がそれぞれの取り組みについて語ります。社会連携活動助成A・Bの詳細はこちらをご覧ください。
第5回はART FAIR NAGOYA 実行委員会による「ART FAIR NAGOYA 2026」の紹介です。
ご入場にはチケットの購入が必要です。
※アートフェア会期中は、会場受付でも販売いたします。
公式情報・最新情報はこちら
- ウェブサイト|ART FAIR NAGOYA 2026 Instagram|@artfair_nagoya X|@ARTFAIRNAGOYA Facebook|Art Fair Nagoya
【採択者プロフィール】
2024年4月、「アートリンク金山」でのアートフェア開催を目的に「NAGOYA ART COLLECTION 2024実行委員会」を発足。11月には市内14ギャラリーが集うアートフェアを旧名古屋ボストン美術館で開催。2025年に現名称へ変更し、名古屋のアートシーンの活性化を目指して活動している。
■ 「アートと暮らす」をテーマにしたアートフェア
2026年2月6日(金)~8日(日) に金山のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋の26F・27Fを使用して北海道から愛媛までの26のギャラリーを誘致し、アートフェアを開催します。
コンセプトである「アートと暮らす」というテーマは、アートを特別なものとして鑑賞するだけでなく、日常の中で身近に感じて、生活の中に取り入れてもらいたいという願いが込められています。実際の住環境に近い空間で作品を展示することによって、作品を部屋に飾ることがイメージしやすいので、ホテル形式にてフェアを開催することにしました。

ART FAIR NAGOYA 実行委員会 左から岩瀬隆也(事務局長)、竹松千華(代表)、天野智恵子(副代表)

会場となるANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
■ ART FAIR NAGOYA 実行委員会立ち上げの経緯と役割
名古屋でのアートフェアというと、2011年に「ART NAGOYA」が始まり、2023年に閉幕しました。長い期間を経て、名古屋でアートフェアを楽しみ、作品を購入する喜びを感じて下さる方が増えてきた中でしたので、我々も一出展ギャラリーとして、名古屋にアートフェアがなくなってしまったことをとても残念に思っていました。
私たちの手でなんとか復活できないかと思い、会場になりそうな場所を探していたところに2024年に「アートリンク金山」事業の実証実験として、アートフェア事業のお話をいただき、我々名古屋市内のギャラリーである、GALLERY IDFとAIN SOPH DISPATCHで「NAGOYA ART COLLECTION 2024」の実行委員会を立ち上げました。
そして開催後、アートフェアを続けてほしいという多くのお声をいただき、新たに同じメンバーで「ART FAIR NAGOYA」を立ち上げ、名古屋のアートシーンを盛り上げてゆくという使命のもと、今年2月の開催に向け動いています。

NAGOYA ART COLLECTION 2024の様子 ©ToLoLo studio
■ 全国のアートフェアの中での、ART FAIR NAGOYAの位置づけと独自性
先の質問でもありましたように、名古屋では2011年に「ART NAGOYA」が始まり、2023年に閉幕しました。昨今では国内各地でアートフェアが開催され、回数を重ねるごとに規模も大きくなり、それぞれの地域のアートフェアが独自性を打ち出してきている中で名古屋はまた一からのスタートとなります。
現時点では、国内アートフェアの中でも比較的小規模ですが、小粒ながらも、アットホームな空気感の中、センスのいい、息の長いフェアを目指しています。
また金山のまちと密接に関わってゆこうと考えているので、そういった部分はこのフェアの独自性になるかと思います。
■ 出展ギャラリーの選定基準と考え方
質の高い作品を出品していただくために、プライマリーのギャラリー※であること、貸し画廊ではないこと、設立年数、フェア出展経験、などの選考基準を設けています。ただ将来性を感じる新しいギャラリーなどは、例外も認めています。
※「プライマリーのギャラリー」とは、作家と直接契約し、作家が制作した作品を最初に販売するギャラリーのこと。

NAGOYA ART COLLECTION 2024の様子 ©ToLoLo studio
■ 大学連携による学生作品展ほか、複数の関連企画
愛知県の3つの芸術系大学と連携し、選抜学生による作品展「愛知の新たな表現の担い手たち」を一部屋使用して開催します。学生たちの自由な発想と個性あふれる作品を展示し、来場者によるオーディエンス賞の授与、出展ギャラリーとの交流の場を設け、次世代を担う若手アーティストに経験の場を提供します。
またライブペイントも企画していたのですが、会場の関係で実際に開催することが難しいので、受付で動画をモニタで流すことになりました。実際に作家が描いている様子を入場していない方もご覧いただけるので、通りすがりの方にも楽しんでいただけるのではないかと思います。
そのほかプレ展示として、会場となるホテル1Fロビーにて、1月15日(木)から1月31日(土)まで「Lobby Exhibition」を開催します。また会期中には、本アートフェアについて語るトーク、参加型ワークショップも予定しています。
■ 地域企業・店舗と連携したコラボレーション企画
企業とのコラボとしては、愛知県に本社がある関谷醸造さんのご協力のもと、アーティストラベルの限定日本酒を予約発売します。
そして、金山本店のお茶の妙香園さん、ベーカリー・Brot yanagiさんでもコラボ展示をします。どちらも市民の方がふらっと立ち寄って観ていただけるスタイルになっています。
地元企業ではありませんが、韓国発の「Photomatic」というプリクラのようなフォトブースの会社とコラボし、アーティストの作品画像を印刷したオリジナルフレームにて撮影を楽しんでいただくアトラクションも開催します。
金山のまちでアートフェア期間に、アートに触れる機会を今後も増やしていけたらと思っています。

■ 観光面での取り組みと、金山エリアへの波及効果
金山を会場として選んだ理由は、昨年のアートリンク金山でご縁ができたからというのが大きいですが、名古屋市がアスナル金山~市民会館エリアの再整備等に向けたまちづくりコンセプトとして「人・文化・芸術とともに育つまち」の実現を掲げていることもあり、アートフェアがお役に立てることがあるのでは、とも思いました。
それに加え、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋の担当者の方が、かつて ART NAGOYA を観にこられていて、アートに興味がある方でしたので、とんとん拍子に話が進みました。
観光面では、チラシの設置やポスターを掲示していただいた金山や名古屋市内の店舗などを協力店舗としてSNS等でご紹介し、来場者や出展ギャラリー、参加アーティスト達にも 金山、名古屋のまちでお食事やお買い物、アートを楽しんでいただきたいと考えています。
アートフェアの評判が上がれば、フェアを見に遠方からもきて下さる方が増えます。そのため、質の高いフェアを開催することが何よりかと考えています。

金山駅南口
■ 今後の展望と、目指す将来像
少なくとも10年は継続して開催してゆこうと考えています。また、今後はアートフェアをより充実させた内容で開催し、さらには名古屋の文化芸術の振興につながるようなイベントや業務にも携わっていきたいと思っています。

NAGOYA ART COLLECTION 2024の様子 ©ToLoLo studio
■ 事業名 ART FAIR NAGOYA 2026
「アートと暮らす」をテーマに、金山エリアにてアートフェアを開催。地域の企業・団体、芸術大学等と連携した多彩なコラボレーション企画も展開する。名古屋のアートマーケットの裾野拡大を通じアーティストの活躍の場を広げ、芸術による地域振興を目指す。
■ 採択区分 社会連携活動助成A
■ 採択金額 ¥1,000,000
■ 採択者名 ART FAIR NAGOYA 実行委員会
■ 活動領域 美術
■ 連携先の分野 観光
■ 日時・会場
2026年2⽉6⽇(⾦)〜8⽇(⽇) ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(中区)
ウェブサイト|ART FAIR NAGOYA 2026 Instagram|@artfair_nagoya X|@ARTFAIRNAGOYA Facebook|Art Fair Nagoya

