助成・支援
Grants & Supports
募集終了
※申請の際は募集要項PDF(ページ下部よりダウンロード)を必ずご確認ください。
1.趣旨
助成Dは、SNSやウェブ広告、電子チケットといったデジタル技術を活用した広報費を助成します。 社会全体のデジタル化が大きく進んでおり、国内外を問わず情報発信できる機会が増加しています。この助成では名古屋の文化芸術活動の観客層拡大や来場者の増加を通じて、文化芸術活動の持続的発展を目指すものです。これまでデジタル広報が未経験の方にも挑戦していただけるよう、クリエイティブ・リンク・ナゴヤのスタッフがサポートします。
2.助成金の額
上限10万円(助成対象経費の10分の10を助成)
3.採択予定数
8件程度
※ 応募状況により採択件数が変動する場合があります。
4.助成の対象となる広報活動
(1) 対象となる広報活動
SNS広告、WEB広告、電子チケットサービス等
(2) 広報活動の対象となるイベント
2023年9月1日(金)から2024年3月3日(日)までに、名古屋市内で行われる美術・音楽・舞台芸術(演劇・舞踊等)・映像等の展覧会・公演など。
(3) 対象となる広告の実施期間
2023年8月1日(火)から、広報対象となるイベントが終了する日まで
【活動イメージ(例)】
■市内からの来場者が大半を占める音楽家が、地域やターゲットを絞り戦略的なSNS広告を展開することで、市外からのコンサート来場者増加を目指すもの
■ 中高年以上の来場者がメインの舞台芸術団体において、新たに若年層向けの企画を立案し、電子チケットサービス上の有料広告や予約システムを活用することで若い世代の観客層の獲得を目指すもの
■ 海外市場への進出を企図する美術家が、自身の展覧会情報をSNS等で広告し、海外取引先とのつながりや顧客層など、新たな販路開拓を目指すもの
5.クリエイティブ・リンク・ナゴヤのスタッフによる支援
採択事業者は、専門家によるデジタルマーケティング講座(全3回)を受けていただきます。(受講必須)
【デジタルマーケティング講座のイメージ】
第1回:デジタルマーケティング概論
第2回:広告事例紹介、実践手法紹介
第3回:コンテンツマーケティング、電子チケットサービス
※7月中の実施を予定しています。
また、クリエイティブ・リンク・ナゴヤのスタッフによる支援も行います。
【支援イメージ】
- プログラムの内容、推進方法に対するアドバイス
- プログラム推進に必要なネットワーク形成及び広報にかかる支援
- 他のプログラムとの連携支援
- その他活動を継続していくための助言等
6.申請概要
(1) 申請書類受付期間
2023年5月8日(月)~5月31日(水)最終日 17:00
(2) 申請書類
下記書類を全てそろえ、期日までに提出してください。
・ 申請書一式
1 助成金交付申請書(第1号様式)
2 収支予算書(第2号様式)
3 広報計画書・広報対象イベントの企画書(様式任意、ただし横型16:9のスライドが望ましい )
・申請者に関する資料
4 前年度の会計資料(様式任意) ※個人申請の場合は不要
5 過去1年間の活動実績を示す資料(様式任意)
チラシ、プログラム・カタログ類、団体パンフレット等定
6 定款またはこれに類する規約、会則(様式任意) ※個人申請の場合は不要
(3) 申請方法
事前に全ての申請書類をPDFに変換してご準備ください。
① 下記リンク先の応募フォームから必要情報を入力し、送信ボタンを押してください。
② 自動返信メールに記載されたリンク先にアクセスし、申請書類をすべてアップロードしてください。
7.審査の流れ
事務局及び外部有識者等による書類審査を実施します。二次審査(プレゼンテーション面接)はありません。採択となった事業について助成金額を決定し、申請者に通知いたします。
■書類審査
申請書、収支予算書、事業計画書及び申請者に関する書類による審査
※審査結果は7月3日(月)までにメールで通知いたします。
8.申請書ダウンロード先
ページ下部よりダウンロードください。(4/26更新)
9.事前相談会(対面・オンライン)
助成事業に関する相談会を開催します。詳しくはこちらのトピックス記事をご覧ください。
9.本申請:書類提出フォーム
<注意事項>
※事前にすべてのPDFファイルをご準備ください。
※申請書類は圧縮してまとめずにアップロードしてください。
※リンクの有効期限は1時間です。アップロードの完了をもって本申請受付といたします。
詳細は「〈募集要項〉助成D:「デジタル広報」(PDF形式,913.16 KB)」をご覧ください。
〈募集要項〉助成D:「デジタル広報」(PDF形式,913.16 KB)
助成交付申請書(助成D)(DOCX形式,28.38 KB)
収支予算書(助成D)(XLSX形式,23.94 KB)
(記入見本)助成D デジタル広報(PDF形式,217.85 KB)
採択結果
助成Dは、舞台芸術が3件、美術が2件、音楽が1件の採択となりました。たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
助成D 文化芸術活動の効果的なデジタル情報発信
対象:アーティスト・文化芸術団体(助成上限額:10万円)
応募数:6
採択数:6
【概況】
新たな観客層を開拓するためにデジタル広報を活用したいアーティストのための、勉強会と広報用の助成金支給が一体となった取り組みです。舞台芸術が3件、美術が2件、音楽が1件の6件の申請があり、全件採択となりました。
採択事業・採択者紹介
■ 事業名
オイスターズ×ささしまスタジオ「短編芝居WS公演」
■ 採択金額
¥100,000
■ 実施者名
オイスターズ
■ 期日・会場
イベント:2023年12月予定/ささしまスタジオ
広報実施:2023年8月1日~12月31日
「過剰なまでに会話劇」をテーマとし、不条理な状況に追いつめられる人間をドライな会話で浮かび上がらせる。本公演全国ツアーのほか、高校生のための演劇教室、MITAKA“Next”Selection、Mゲキ→ネクスト等に参加。 作・演出の平塚直隆は、第4回仙台劇のまち戯曲賞大賞、第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞、若手演出家コンクール2011最優秀賞受賞他、第61回岸田國士戯曲賞では最終候補にノミネートされている。動画を作成し、 Web広告を行うことで、より多くの客層に向けて演劇公演の周知を行う。
■ 事業名
第11回公演『街窩の燈火』(仮題)
■ 採択金額
¥100,000
■ 実施者名
オレンヂスタ
■ 期日・会場
イベント:2024年2月5日(月)~18日(日)/ささしまスタジオ
広報実施:2023年8月1日(火)~2024年2月18日(日)
愛知県名古屋市を拠点に活動する劇団。2009年結成。労働問題、障がい者差別などのマクロな社会問題を、恋愛や家族などのミクロな視点から描いた劇作を、コンテンポラリーダンスやオブジェクトシアターと演劇を融合させた実験的な演出にて表出させ、常に新しい魅力を発信している。2017年『MANGAMAN』にてP新人賞/観客賞をW受賞。2022年『「サトくん」のこと。』にて、ニノキノコスターが若手演出家コンクール2022最優秀賞を受賞。2年ぶりの本公演として新作長編を上演するにあたり、SNSやWeb広告、電子チケットサービスを活用して、特に若年層を対象に新規顧客を開拓する。
■ 事業名
鑑賞ゲリラの秋冬コレクション
■ 採択金額
¥100,000
■ 実施者名
大野有紀子(おおの・ゆきこ)
■ 期日・会場
イベント:2023年9月~12月、2024年2月/アートラボあいち・名古屋市内の各ギャラリー・名古屋学芸大学卒展会場ほか
広報実施:2023年8月下旬~2024年2月中旬
CMプランナーを経て、アートプロジェクト「ゴエンナーレ」を主宰する。足助ゴエンナーレ(豊田市)異界庭園(名古屋市)などのアートイベントやワークショップを企画運営。あいちトリエンナーレ2019で対話型鑑賞会の可能性に魅力を感じ、有志とファシリテーターグループ「鑑賞ゲリラ」を結成。名古屋市内外のギャラリーや美術館などの展覧会に赴き、豊かな鑑賞体験をサポートしている。対話型鑑賞会の参加者を募るため、SNS広告を活用して広報の範囲を広げ、新たな客層を獲得する。
■ 事業名
Farbe vol.6 (ふぁるべ vol.6)
■ 採択金額
¥100,000
■ 実施者名
金城学院大学 人間科学部 芸術・芸術療法学科 第8期卒業生有志 演奏会「Farbe」実行委員会
■ 期日・会場
イベント:2023年11月18日(土)/名古屋市緑文化小劇場
広報実施:2023年8月1日(火)~11月18日(土)
子どもがいるから…、車椅子だから…、クラシックって難しそう…。そんなことで諦めて欲しくないという思いから「大人も子どももみんなで聴ける♪楽しめる!」をテーマに気軽に行けるクラシックコンサートを開催。また、子育て支援施設などへの出張公演も行っている。運営は子育て中のパパ・ママ、教育、介護、福祉に携わる者など多彩なメンバーが力を合わせて行い、だからこそ実現できるインクルーシブで楽しいコンサートを開催している。0歳から大人まで誰もが楽しめるクラシックコンサートの広報のため、Web上で効果的に広告を配信し、電子チケットサービスにより参加者の利便性向上を図る。
■ 事業名
あの果てにあるユートピア
■ 採択金額
¥100,000
■ 実施者名
スイートペイン
■ 期日・会場
イベント:2023年11月25日(土)・26日(日)/名古屋市東文化小劇場
広報実施:2023年9月1日(金)~11月26日(日)
真宮広義を主宰とし、名古屋を中心に活動する劇団。2022年に発表した演劇公演『情に憑かれて~螺旋心中~』は、実際の歴史上の2つの心中について描き、主宰の真宮が10年来一貫して通してきたテーマ「愛と死」に対しての真宮なりの集大成と最高峰の答えとした。2023年のスイートペインは新たなテーマブランド「闘-IKUSA-」を立ち上げ、一貫したテーマとして「人はなぜ闘うのか」を掲げる。舞台公演を行うにあたり、SNS広告および電子チケットサービスを活用して、主に愛知県近隣在住者をターゲットに、新規顧客開拓や認知度向上を目指す。
■ 事業名
美術館の新しい魅力を発見!~デジタルで展示作品をもっと知る~
■ 採択金額
¥100,000
■ 実施者名
公益財団法人古川知足会 古川美術館・分館爲三郎記念館
■ 期日・会場
イベント:2024年1月6日(土)~2月18日(日)/古川美術館
広報実施:2024年1月6日(土)~2月18日(日)
古川美術館は、初代館長故古川爲三郎が長年にわたって集めた美術品を、地域の皆様に親しんでいただきたいという趣旨で開館し、現在に至るまで約35年間、2,800点にのぼる所蔵作品を展示公開している。また、爲三郎記念館は、私邸を地域の皆様の憩いの場として使っていただきたいという古川の遺志を受けて開館。創建時の数寄屋建築の姿をとどめた国登録有形文化財の邸宅で、展覧会や茶会などの催しを開催している。収蔵品管理システムをあらたに導入し、デジタルの展覧会出品作品の情報発信をウェブサイトや SNS で実施する。SNS広告を活用して、ウェブサイトやSNSになじみのある層にアプローチする。